新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がり,感染症対策が注目されています。
咳エチケットとか,3密などといった,感染症対策に関する知識が定着しつつありますが,他にも気をつけるところはたくさんあります。
そこで,この記事では,感染源となりうるのに,忘れられがちなところを書いてみたいと思います。
注意!
学術的な内容の記事ではありません。
感染源となりうるかどうかを論じるためには,ウイルス量の測定結果などのデータが必要ですが,そういうものはなく,私の個人的な推測による話です。
私が実践している(いた)こと
靴下を履き替える
理学療法士は,靴を脱いでマットやプラットフォームにあがることが多いため,靴下はかなり汚染されている可能性があります。
仕事が終わり,着替える時には,靴下も履き替えます。
時計を洗う
手が汚染されやすいのであれば,腕時計も汚染されるでしょう。
また,手を洗うとき,汚染されたしぶきが腕時計にかかります。
手を洗うときに腕時計を外すのであれば,汚染された手で腕時計を触ることになります。
腕時計はできるだけしないほうがいいでしょう。
私は,帰宅して,手を洗った後に,腕時計も流水で洗っています(そしてもう一度手を洗います)。
メガネを洗う
手を洗うだけでなく,洗顔もするという人は増えてきたと思いますが,その時,メガネも一緒に洗うべきです。
私は,メガネのレンズとフレームを流水で洗っています。
ちなみに,お湯で洗うと,レンズが傷むことがあるようです。
気にはなるけど,対応できていない(いなかった)こと
カバン
自分のカバンを床に直接置くしかないということがありましたが,病院の床というのは基本的に汚染されているところです。
では,机に置くかというと,今度は汚染されているカバンを机には置きたくはありません。
訪問リハでは,様々な状況で,カバンを持つことになり,どうしても汚染されてしまいます。
自宅にカバンを持ち込みたくないのですが,そういうわけにもいきません。
カバンを毎日洗うわけにもいかず,難しいところです。
訪問リハの場合,訪問のカバンと通勤のカバンを分けるといいのでしょうが,それもけっこう面倒です。
シャワー
病院で働いた後には,身体全体を洗ってしまいたいのですが,現実的ではありません。
若い頃はスポーツ刈りでした。
それなら,洗髪してから帰宅するということは不可能ではありませんが,実践したことはありません。
帰宅したら風呂場に直行でもいいのかもしれません。
靴下を毎回履き替える
また靴下の登場です。
最近,配送や工事の人が家にあがるとき,新しい靴下に履き替えることがありますね。
それなら,訪問リハでもそうするべきなのではないかと思っています。
でも,たくさんの靴下を持ち歩くことになり,洗濯もたいへんなので,実践はしませんでした。
おわりに
面倒だけれどもすべきということはありそうです。
一方で,あまり気にしすぎると,強迫性障害的になってしまいそうです。
効果的で現実的な感染症対策が広まることを期待しています。
2020年5月7日
コメント